映画の紹介

Amazon primeの会員になって、映画見放題を満喫しているのですが、先日観た2本を僕なりに紹介します。

 

まず一本目は2007年公開、ピーター・バーグ監督作品の「キングダム」。大まかなあらすじは、よくあるパターンのアメリカ人がテロに立ち向かうってやつなんですが、舞台がサウジアラビア。珍しいなと思いつつ観たのですが、冒頭でアメリカとサウジアラビアの微妙な関係を上手く説明していて、「へぇ、そうなんだ」と思いながら本篇に突入。

 

多少ご都合主義というか、この状況だったらやられるでしょ、って突っ込みたくなるシーンはいくつかありましたが、全体的には悪くなかったです。ただ最後のセリフ、これがこの映画で一番印象に残ります。違う場所、違う時、違う人物が言った同じ言葉。これが今の世界情勢を如実に表している言葉かと思いました。興味のある方は是非。

 

続いては2016年公開、ギャヴィン・フッド監督作品「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」。

 

初めに言っておきますが、気分が落ち込んでる時に気晴らしのつもりで観ないで下さい。余計に落ち込みます。そんなの紹介するなと思われるかもしれませんが、今も世界のどこかで起きているであろう現実について考えさせられます。

 

ざっと説明すると、イギリスの対テロ作戦、そこに絡むアメリカという感じなのですが、もう細かい内容の説明は省きます。とにかく「何なんだ⁉︎」という思いの連続です。

 

政治って何なんだ?責任って何なんだ?人の命は数で判断できるのか?正義って何なんだ?って観終わった後少し暗い気分になりますが、ズーンと胸に残って考えてしまいます。

 

2本とも明るく笑えるようなものではないけど、観終わった後「あー面白かった。」だけで終わるのはなんか勿体ない気がして。僕の拙い文章でも興味を持ってもらえたら幸いです。

 

さてさて、今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。とりあえず今日のところはこの辺で。